項目 | 内 容 |
サポートOS | Windows (64-bit) Server 2012, 2016 & 2019, Windows 7, Windows 8, Windows 10. Linux (64-bit) 最近の2.6または3カーネルのバージョン、 Ubuntu 14-18, CentOS 7/8, RHEL 7/8, Fedora. ** Angelfish v2.xは埋め込みPerlライブラリを使用します。 展開操作に/tmpを使用するため、/tmpが実行可能であることを確認してください。 |
ソフトウェア要件 |
Angelfishは 専用のデータベースとWebサーバーが組み込まれている自己完結型の アプリケーションです。 データベースソフト や サードパーティアプリケーション を必要としません。 |
ハードウェア要件 |
Angelfishは最高のハードウェアを使用することにより、最高のパフォーマンスが得られます。 高トラフィック環境では、高速なCPU&高速なディスクI / Oの恩恵を受けることができます。 下記は最低動作要件です ・複数のプロセッサコア(4+推奨) ・4ギガバイトのRAM ・50ギガバイトのストレージ、必要に応じて増加する レポートデータは解析ごとに生ログファイルのサイズの5~8パーセントを必要とします。 |
ハードウェアの推奨事項 |
Angelfishは、より良いハードウェアリソースの恩恵を受けるデータベースアプリケーションです。 ・ディスクI / O 通常、最初に遭遇するボトルネックはディスクI / Oです。 Angelfishのアプリケーションファイルとデータディレクトリを高速アクセスディスクに 保存することをお勧めします。 私たちのテストでは、SSDストレージで入出力競合がほとんどなくなっていることがわかりました。 ・CPU Angelfishインスタンスには最低4つのCPUコアを推奨し、レポートデータ/プロファイル/ユーザーの 多い大規模な環境では8つ以上のコアを推奨します。 Angelfishは、アクティブな処理ジョブごとに2つのCPUコアを使用し、個々のAPIリクエストは 1つ以上のコアを使用します。 また、より速いクロック速度とより大きなCPUキャッシュにより、より優れたパフォーマンスが 得られます。 ・RAM アクティブなデータ処理ジョブおよびAPI要求はRAMを使用し、OSがページファイルを 使用しないように十分なRAMを確保します。 ご使用の環境に応じて、最低4 GBまたは8 GB以上を推奨します。 |
ハードウェア要件(事例) |
Angelfishを導入された大規模サイトのお客様の事例を参考に示します。 ※大規模サイトでは、agf.confでmax_threadsを指定できるLinux (64-bit) を選択してください。 ハードウェア要件 ・16コア ・64ギガバイトのRAM ・SSD 4TByte 解析ごとに生ログファイルのサイズの5~8パーセントのレポートデータが増えます。 上記ハードウェア要件に対し、サイト規模やプロファイル数によってConfigパラメータを設定します。 A社 agf.confの編集 ・max_threads = 4 ※Linuxのみ指定可能 ・cache_size = 100000 ・commit_batch_size = 500000 B社 agf.confの編集 ・max_threads = 3 ※Linuxのみ指定可能 ・cache_size = 500000 ・commit_batch_size = 500000 |
レポートデータについて ※インストールディレクトリ |
AngelfishはWebサーバのアクセスログを解析し、 専用データベースにレポートデータを保存します。 ※レポートデータは、生ログファイルのサイズの5~8パーセントを必要とします。 レポートデータは、ルートAngelfishディレクトリの下のdataディレクトリ配下に格納されます。 例) /usr/local/agfs/data/~ 毎日の解析で、/data下にレポートデータが追加され、容量が増えてまいります。 運用後にAngelfishデータディレクトリを別の場所に移動することもできますが、 インストール時に容量も考慮して、Angelfishディレクトリを指定してください。 |
パフォーマンスを最適化する |
ハードウェア要件以外のパフォーマンスを最適化する方法を示します。 ページのレポート条件 ・ページビュークエリパラメータの制限 必要なクエリパラメータのみをレポートすることをお勧めします。 ・ページビューファイルタイプの削減 ページビューとしてカウントされるファイルタイプを指定します。 ・ページビュークエリパラメータの制限 詳細フィルターを使用して、不要な文字列をページから削除できます。 ・ロボットなどの訪問を無視する しきい値を設定し、ロボット/クローラーからの訪問とページビューを自動的に除外します。 agf.conf設定を編集する ・cache_size この変数は、各APIスレッドで使用されるメモリの量に影響します。 ・max_threads APIリクエストは同じサイズの n スレッドに分割されます。 ・max_log_processors この変数は、Angelfishが同時に処理するプロファイルの数に影響します。 ITレポートを無効にする ヒット情報/ダウンロード/盗まれた帯域幅レポートを無効にすることができます。 Rawフィルターを使用する Rawのフィルターは、解析の訪問ロジックがスタートする前に適用されます。 |
対応ログファイル フォーマット |
下記ログフォーマットは既に登録されています。 ★お客様の独自のカスタムログフォーマットも簡単に登録できます。 ・W3C ・IIS ・Common log Format(CLF) ・Jira/Confluence ・NCSA Combined ・NCSA Combined + Cookie Angelfishは、圧縮されていないファイル、または.zip、.gz、.bz2形式の圧縮ファイルを処理します。 |
ブラウザのサポート |
Angelfishは、JavaScriptとJQueryを処理するほとんどのブラウザーで動作します。 Angelfishは現在、次のブラウザをサポートしています。 ・Google Chrome (newer versions) ・Mozilla Firefox (newer versions) ・Microsoft Edge ・Microsoft Internet Explorer 9 and higher ・Microsoft Internet Explorer 8 (won't load Angelfish charts & graphs) ・Safari & Opera (newer versions) |
Angelfish 動作環境
Angelfishは Linux や Windows 上で動作し、専用のデータベースとWebサーバーが組み込まれている自己完結型のアプリケーションですので、
データベースソフト や サードパーティアプリケーション を必要としません。
Angelfishをインストールしていただくマシンの環境や解析するアクセスログについては以下をご確認ください。