Urchin UTM設定


各種プラットフォームのApache サーバー上で実行するWebサイトへのUTMのインストールについて概要を説明します。

★IP+UserAgentから変更される場合はログファイルやUrchinレポートデータの容量が増えますので留意してください。



1)UTM ファイルをウェブサイトのドキュメントのルート ディレクトリにコピーします。
   UTM ファイル (urchin.js __utm.gif) は Urchin の util/utm ディレクトリにあります。
   この 2 つのファイルをウェブサイトのコンテンツのメイン ディレクトリにコピーします。


2)HTML に UTM への参照を設定します。

  追跡したいすべての HTML ページに次の行を挿入します。 ページ内のどの場所でも挿入でき
   ますが、<head> セクションのtitleタグの後部内をおすすめします。 インクルードまたはテンプレートを
   共有している場合は、これらのファイルのいずれかに挿入してください。

 <script src="/urchin.js" type="text/javascript"></script>
 <script type="text/javascript">
         urchinTracker();
 </script>

3)Apache ログで cookie を有効にします。

 まだ有効でない場合は、次の httpd.conf の例を使用して cookie のログを有効にできます。

 ------

 LogFormat "%h %v %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\" \"%{Cookie}i\"" special
 ------
4)Apacheの設定を再読み込み
 >/etc/init.d/httpd reload 

5)UTM を使用するための Urchin プロファイルを設定します。

  Urchin 管理インターフェースで、対象のプロファイルを編集して [レポート] タブをクリックします。
  [ユーザーのトラッキング方法] を「UTM」に設定します。[UTM ドメイン]に
  ウェブサイトの URL (「www.」を除く) を入力します。 最後に [更新] ボタンをクリックします。
  その後、[プロファイル設定] タブの [デフォルトのレポートセット] で[UTM-すべて有効] を選択
  して、もう一度 [更新] をクリックします。 これでウェブサイトの通常のログ ファイルに UTMデータ
  が記録されるようになります。このログファイルは、Urchin の次回実行時に識別されます。


6)動作の確認

  UTM でログ ファイルにエントリが正しく作成されているかどうかを確認するには、UTM を
  インストールし、サイトのページをいくつかクリックしてからログを確認します。
   ログ ファイルの末尾に次のようなエントリが記述されます。

 

  ... "GET /__utm.gif?..." 200 ..."__utma=..."

  __utma エントリがない場合は、ログで cookieが有効になっていることを確認してください。
   ステータス コードが「200」でない場合は、ファイルがドキュメントのルート
   ディレクトリに正しくコピーされていることを確認してください。